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音薬談
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Slow Life Avant-garde!
まぁ、ごゆっくり。
でも、まじめに楽しみましょう。
Let's enjoy these slow phenomena.
Take it easy but look straight.

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タイトル 日 時
The Stone Ship
林直人氏、むしろシンパシーと敬意を込めて林君と呼ばせて頂く方が適切だろう。 そんな林君について 1970 年代後期からの想い出を簡単にまとめることなど、自分には到底出来はしない。 彼についての想い出は多々あるのだが、最たるものは彼の見せてくれる笑顔がとても魅力的だったことだ。 だが人間的魅力に目を奪われてしまい、彼の創る音楽を直視していない時期が自分にはあった。 見識が無いという言葉では済まされない、何とも失礼な行いだったと今にして思う。 1990 年に出版されたアウシュヴィッツの C... ...続きを見る

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2012/04/26 15:09
山村サロンでのチャリティ・コンサート最新情報をお届けいたします
山村サロンでのチャリティ・コンサート最新情報をお届けいたします 阪神淡路大震災 (1995 年) と、東日本大震災 (2011 年)。 これらからの復興を支援するチャリティ・コンサートを、今年も開催いたします。 ...続きを見る

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2012/04/22 11:00
不可視化される意図
大阪の深江橋に在るギャラリー・ノマルを拠点に活動するユニット、.es (ドット・エス)。 先日、橋本孝之さんと sara さんから成るこのデュオの新作 "Resonance" が届いた。 それは、現代音楽家の藤本由紀夫さんが設計されたオルゴールとの共演という変わったものだ。 20 分程の演奏を収めた CD だが、その時間の尺は充分で過剰では全くあり得ないだろう。 そして、見事に音に纏わり付く余計な意味が消去されているアルバムだと思う。 言い換えるならばそれは、表現者がつい作品に露呈させ... ...続きを見る

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2012/04/17 11:00
BENEFIT 2007
2007 年に山村サロンにおいて行われた、阪神淡路大震災復興支援チャリティ・コンサート。 高山謙一 (ピアノ伴奏・小池克典)、頭士奈生樹、石上和也の各氏が出演された素晴らしい時間だった。 その模様を収録したライヴ CD-R を NEUREC から出版すべく、現在制作している。 高山さん・頭士さんのトラックのマスタリングは、猫猫商会の内田静男さんにお願いした。 彼は、長谷川静男あるいは Kito Mizukumi Rouber で活動する気鋭の音楽家でもある。 マスタリングは、音楽を変質... ...続きを見る

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2012/04/15 15:00
妖精の宴
先に新作 『あまねく うつしみ』 を紹介させて頂いた、小城仁志さん。 彼は、現在ベルギーに棲んでおられる。 ソロだけでなく奥方のキャロルさんとのデュオ活動も継続されているから、精力的だ。 デュオの名は、『ユッパラ・カーッピオー』 と言う変わったものだ。 聞けば、それは彼らが交信する妖精の名前だと言う。 電波とは違うフシギなエナジーで、彼らの周囲はいつも満ちているのだろう。 ...続きを見る

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2012/04/06 15:00
星雲の波動
星雲の波動 欧州で活動を継続する音楽家、小城仁志さんの新作が届いた。 小城さんについて、一昨年ロンドンで会ったジョナサン・コールクロウがこう語っている。 「彼は今、奥さんの Carole と共にスイスに住んでいる。 時に英国を訪問し、あちこちで音楽家とコンタクトを持った。 相手は、アンドリュー・チョークおよびマイケル・プライム。 ダーレン・テイト、そしてポール・ブラッドレイ。 コリン・ポッターに、もちろん私とも」。 英国とアイルアンドに在住する、独特の波長を共有する音楽家連である。 ... ...続きを見る

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2012/03/31 21:00
星磁気
星磁気 星の持つ何かを想起させてくれる音楽に出遭うと、いつも 「ハッ」 と息を飲む。 昨年の暮れに知ったソルジャー・ガレージというバンドの CD-R、『月星蝕』 もそうだった。 このアルバムを聴くきっかけが生じたのは、東京で開催した "Slow Life Avant-garde" において。 そこに来訪されたバンド・メンバーの清水沙さんを、冷泉さんが紹介してくれたのだ。 ありがたいことに、清水さんからは前述のアルバム 『月星蝕』 を頂戴してしまう。 ...続きを見る

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2012/03/26 11:00
Interview with Ju Suk Reet Meate about The Tenses
This interview was performed for notes accompanied with The Tenses "Cosmic Dust" album. "Cosmic Dust" was once released for "The lowest Form of Music" festival in London. It documented the presence of Los Angeles Free Music Society (LAFMS). And it... ...続きを見る

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2012/03/21 11:00
夢想の軋轢
夢想の軋轢 『軋轢』 という言葉からまっ先に連想する音楽と言えば、オーガナムの作品だ。 本来は共存し得ない事象の対立を反映するのが軋轢という概念だと、普段は思っている。 だがオーガナムのディヴィッド・ジャックマンは、軋轢を一種の協和運動にまで高めていると思うのだ。 そんな試みは彼によるものだけでは無く、その前からもきっと行われて来たに違いない。 だがとても面白いのは、1980 年代にロックのフィールドでオーガナムがそれを遂行した点だろう。 アカデミズムの外側に在って、それは何ものにも代える... ...続きを見る

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2012/03/15 11:00
阪神淡路大震災・東日本大震災からの復興を支援するチャリティ・コンサート
阪神淡路大震災・東日本大震災からの復興を支援するチャリティ・コンサート 阪神淡路大震災・東日本大震災からの復興を支援するチャリティ・コンサートを、開催いたします。 本年のコンサート次第は下記となりますので、お時間がございましたらどうかご参集くださいませ。 ...続きを見る

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2012/03/09 11:00
Memorandum for LAFMS January - February, 2012
Memorandum for LAFMS January - February, 2012 This is a memorandum about the activity of LAFMS in the early 2012. ...続きを見る

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2012/02/29 21:11
オトデイロヲツクル
.es (ドット・エス) という大阪のデュオについて知ったのは、PSF Records の新入荷品目の紹介においてであった。 PSF 主宰者の生悦住英夫さんが絶賛しておられて、その熱意の篭る評にとても気がかりな存在となってしまう。 『G-Modern』 誌創刊号で生悦住さんがやはり絶賛しておられた音楽に出会ったのは、20 年程も前の話。 それは、柴山伸二さんのハレルヤズが残した唯一のアルバム 『肉を喰らひて誓いを立てよ』 であった。 随分な時間が経過し生悦住さん推薦のやはり大阪のユニット... ...続きを見る

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2012/02/26 15:00
ノイズの継承
先日大阪難波ベアーズにて開催された "Incapacitants vs Solmania" は、素晴らしい企画だった。 もちろん、お客さんの数とライヴの素晴らしさは必ずしも一致しはしない。 だが、100 人を超える方々がノイズの催しへと参加されたのだ。 この事実は素直に評価すべきものだろうと、心底から思う。 1980 年の前後に、大衆音楽の分野にノイズが現れた時。 おそらく多くの方々は、それを一過性現象としか看做さなかっただろう。 どう考えても耳には良く無い過剰な情報の負荷など、さし... ...続きを見る

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2012/02/20 11:00
いつも在るノイズ
大阪難波ベアーズに、"Incapacitants vs Solmania" という催しを聴きに行った。 お世辞にも広いとは言えない会場に 100 名超のお客さんが充満し、それはもう掛値なしの大盛況。 最初に演奏したソルマニアを最後列で聴いていたのだが、もちろん彼らの姿など全く見ることは出来ない。 しかも人体に音が吸収されるからなのだろう、届いて来る音は既に轟音などでは無かったと思う。 にも関わらず彼らの演奏を満員電車の様な情況で最後まで聴き通したのは、とてもフシギな体験だった。 否、「... ...続きを見る

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2012/02/11 15:00
音と意味
「音には、何らかの意味づけが行われているな」 と、そう思うことが多い。 その結果、音本来の自由度は随分と損なわれている様に想えてならないのだ。 まるで、音が純粋に提示し得るものが何物かとのリンクを促されることで随分と減っている様な。 例えば我々は、騒音を表現するのに 「バケツをひっくり返した様な」 という比喩を使う。 では一体、バケツが開発される前にはどんな比喩がそれには用いられていたのだろう? 多分、バケツでは無い何かが引き合いに出されたのだろう。 それは、金属で出来た物ではなかっ... ...続きを見る

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2012/02/04 11:00
Rick Potts / Jungle Inspector theme (Reprise)
これには、びっくり。 CRJ-Tokyo は、1987 年に発祥した東京近郊に在住する大学生による音楽コミュニティ だ。 何とそのチャートに、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) 作品が登場した。 http://archive.mag2.com/0000002108/20120112210000000.html それはリック・ポッツの作品、'Jungle Inspector Theme (Reprise)' である。 PSF Records からのアルバム... ...続きを見る

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2012/01/28 11:00
六つの花
六つの花 (むつのはな) とは、六角の結晶体を指す言葉である。 つまりそれは、雪を花に喩えている美しい形容なのだ。 アンドリュー・チョークは、この言葉を冠したカセット・アルバムを作ってくれた。 収録されたのは、「風待月」 と 「浮橋」 そして 「六つの花」 だ。 彼はミニ・アルバム、『ファックスフリートでは湧き上がる雲が秋を運び優しき自然への道標となる』 を発表している。 それは 2009 年のことだが、ミニ・アルバム 『六つの花』 はこれと対をなす作品の様だ。 カセット A 面全て... ...続きを見る

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2012/01/20 11:00
The Box での LAFMS 展 - 「最低形音楽の谷間の下で」
The Box での LAFMS 展 - 「最低形音楽の谷間の下で」 今年の始め、ロサンジェルスから来阪された或る方とお会いした。 その方は、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) との関連を持つ方だ。 かつてはカリフォルニア大学ロサンジェルス校 (UCLA) に在学し、芸術学部を卒業している。 在学時には、現在は名誉教授の地位に在るポール・マッカーシーを師と仰いでいた様だ。 そのポールには娘さんがあり、彼女は The Box という画廊をロサンジェルスで営んでいる。 この画廊において現在進行中の大規模な LAFMS の... ...続きを見る

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2012/01/15 11:00
LAFMS とゲティ財団 - そして 『太平洋標準時』
LAFMS とゲティ財団 - そして 『太平洋標準時』 ロサンジェルスでは、昨夏から今年の 5 月までを費やし当地の芸術を一望する大プロジェクトが行われている。 カリフォルニア州の南部に在る様々な施設を用い、1945-1985 年に起こった芸術の再評価が行われているのだ。 これを主導するのは 40 億ドルを超える資産を所有する世界最大の芸術機関、ゲティ財団である。 “Pacific Standard Time (太平洋標準時)” と銘打たれたプロジェクトは、本当に莫大な許容力を持つ。 何故なら、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソ... ...続きを見る

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2012/01/11 21:00
“Krewton the Knewtron” を聴きながら
“Krewton the Knewtron” を聴きながら リック・ポッツのアルバム “Krewton the Knewtron” を、かなりの頻度で聴いている。 収録トラックの殆どがもう 35 年も前の録音だから、センスは現代的では無い筈だ。 まだ二十歳前後のリックは当然、綿密な設計など無く録音に臨んだのだろう。 それもカセット・レコーダで、限りも無く何気も無く録音は行われたのだろうと想像する。 「アートだ」 という意気込みなんて、きっと皆無だったろう。 そうして創生された音楽は限りなくラフでロウ (生) なのだが、今聴くと驚いてしま... ...続きを見る

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2012/01/06 15:00
酒とノイズ LAFMS 編 @ 2011 年の想い出
酒とノイズ LAFMS 編 @ 2011 年の想い出 アップリンク・ファクトリーで開催の、『酒とノイズ LAFMS 編』。 美川俊治さんの企画に参加させていただいた訳で、前夜に続き冷泉さんに大変お世話をおかけした。 構成を予め決めずに臨むという形は全く初めてだったが、それが功を奏し (?) 意外な程面白いものとなってしまう。 振り返ってみると、行き当たりばったりだったからこそのスポンティニアス・コンポジションめいた構成となった。 最初は美川さんと私の関わりについての説明から始まったが、これも直前に思いついたものだ。 "Projec... ...続きを見る

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2011/12/31 23:08
緩やかで深い情念 @ 2011 年の想い出
緩やかで深い情念 @ 2011 年の想い出 『緩やかで深い情念』 との副題を設定した、東京で初の "Slow Life Avant-Garde"。 本催しをチャリティ企画として実現して頂いたアップリンク・ファクトリーの倉持さんに、まず感謝せねばならない。 翌日に開催される 『酒とノイズ』 を基点として提案させて頂いたところ、快く了解を頂戴した。 クリスマス・イヴ前日の祝日という絶好の日程だったが、よくご了解頂いたものだと今だに感じ入っている。 私の思い付きに複数の協力者による熱い想いが合流し、自然な流れの中で発生した企画だ... ...続きを見る

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2011/12/26 11:00
リック・ポッツ来日 @ 2011 年の想い出
リック・ポッツ来日 @ 2011 年の想い出 2002 年に始めて来日したリック・ポッツが、再度日本を訪れてくれた。 昨年 "The Lowest Form of Music" で彼とは 20 年ぶりの再開を果たしたが、こんなに早くしかも日本で会えるとは。 前に来た時は、ジョセフ・ハマーとスティーヴ・トムセンが一緒だった。 現在では考えられない天才の邂逅体、ソリッド・アイのおそらくは唯一の来日であったろう。 リックとの間では様々な企画が動いている最中の再来日であり、彼の大阪滞在中に様々な案が提出された。 彼は帰米すると G... ...続きを見る

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2011/12/20 20:11
Slow Life Avant Garde Tochigi @ 2011 年の想い出
Slow Life Avant Garde Tochigi @ 2011 年の想い出 今年チャリティ・コンサートと併せて復活したのが、"Slow Life Avant Garde" だった。 両企画ともに体調が思わしくなくて抑えていたのだから、連動するのは当然かなと想う。 それと、昨年に思い切って "The Lowest Form of Music" に参加したことが基盤となっている。 この催しから帰国した直後、Art Into Life の青柳伸吾さんが来阪されて栃木への招聘を賜った。 いつか当地にて、"Slow Life Avant-Garde" を開催して欲... ...続きを見る

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2011/12/11 11:00
チャリティ・コンサートの再開? @ 2011 年の想い出
チャリティ・コンサートの再開? @ 2011 年の想い出 今年の春、2 年ぶりに山村サロンでチャリティ・コンサートを再開した。 そこで過ごした得難い時間は、まだ蠢いている様だ。 阪神淡路大震災からの復興支援を目的とする予定で、昨年の暮れから計画を進めていた。 だが 3 月に発生した東日本大震災が、情況を大きく変えてしまう。 「開催の趣旨を変えるべきでは?」 という発想が当然あり、関係者との話し合いとなった。 ...続きを見る

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2011/12/06 19:00
ノイズだからノイズ @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション
ノイズだからノイズ @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション リック・ポッツ (LAFMS - ギターと変なもの) 参加の、『地下一階』 セッション。 最後のセットは、次のメンバーを擁して開始された。 JOJO広重(非常階段 - ギター) 菅原克己(SOLMANIA - ベース) 竹谷郁夫(Vermilion Sands - ドラムス) 中川コウヘイ(Guilty C - エレクトロニクス) 田中雅人(地獄変,IVISA - ギター) ...続きを見る

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2011/11/28 11:00
ノイズと化した奇矯 @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション
ノイズと化した奇矯 @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション 『地下一階』 でのリック・ポッツ参加セッション、続いてのセットには本来 『ヘンテコ・ロック』 が想定されていた。 だが下記の参加者から成るこのセッションは、この 『ヘンテコ』 をも逸脱する演奏へと推移してしまう。 リック・ポッツ (LAFMS - ギターと変なもの) 大野雅彦(SOLMANIA - ギター) ポルナレフ(Vermilion Sands - 詩の朗読) 和田晋侍(巨人ゆえにデカイ、DMBQ - ドラムス) 日野浩志郎(BONANZAS - ギター) 青野忠彦(... ...続きを見る

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2011/11/23 15:00
奇矯なるフリー @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション
奇矯なるフリー @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション 大阪・南船場のライヴ・ハウス 『地下一階』 で行われた、リック・ポッツ参加のセッション。 これには、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) 周辺の方々も興味深々だった模様だ。 もちろん在米の彼らには未知の演奏者が含まれていたのだが、多大な興味を抱いていた様に想う。 準備の期間も限られていたのにこんなセッションが実現したのは、まさに奇跡と言っても良い。 感謝すべきは、オーガナイズを担当された大野雅彦さんと菅原克己さんのご尽力だろう。 そして彼らの人望もあ... ...続きを見る

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2011/11/18 11:00
執拗な前衛 @ Scott Foust / Here's To Love!
執拗な前衛 @ Scott Foust / Here's To Love! 先駆者が開発した前衛の手法も、思えばいつの間にかアーカイヴにずらりと並べられてしまっている。 そこから適当に少しずつ摘み出して貼り合わせた、そんな作品が様々な芸術の分野に今は散見されると思う。 スコット・フォウストの映像作品 "Here's To Love (愛に乾杯) !" には、その潮流を無視する潔さが在る。 この映画において使用された実験的手法の数は、決して多くは無い。 だが、スコットはその一つ一つを執拗に使い尽くすのだ。 ...続きを見る

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2011/11/11 15:00
緩やかな前衛 @ FUKUGAN GALLERY のリック・ポッツ個展レセプション
緩やかな前衛 @ FUKUGAN GALLERY のリック・ポッツ個展レセプション FUKUGAN GALLERY でのリック・ポッツ個展初日、レセプションは盛況だった。 何よりも、リックと冷泉さんによるソロ演奏およびセッションが好評だった模様でとても嬉しい。 リックのソロはへんてこなモノが次々に飛び出しながら、全体にうねる牧歌的ヴァイブレーションが心地良かった。 ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) そのもの、まさに "Slow Life Avant-Garde" だと言える。 ファウスト的なフレィヴァーもあちこちに漂っているのだが... ...続きを見る

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2011/11/05 23:50
リック・ポッツのワンダーランド @ Slow Life Avant-Garde
リック・ポッツのワンダーランド @ Slow Life Avant-Garde FUKUGAN GALLERY でのリック・ポッツ展覧会が、迫って参りました。 彼の作品も到着し、随分と気運も高まっております。 レセプションではまず、彼と LAFMS の活動を総合的に紹介いたしましょう。 1973 年から現在に至る彼らの音楽活動から抜粋して、紹介を行おうと思っています。 リックのドローイングはもちろん展示されますが、プラスチック・モデルは持って来ません。 なので、プラスチック・モデルを軸にスライド・ショーでの紹介を行おうと思います。 奥さんのクリスティンが... ...続きを見る

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2011/10/31 23:00
いざ LAFMS 編 @ 酒とノイズ
いざ LAFMS 編 @ 酒とノイズ クリスマス・イヴは、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) と一緒に過ごす。 な〜んて 「冗談!」 と思いきや、本当にそんな事態が実現してしまうのだから面白いものである。 "Slow Life Avant-Garde - 緩やかで深い情念" の翌日に、『酒とノイズ LAFMS 編』 が開催されるのだ。 『酒とノイズ』 は、インキャパシタンツの美川俊治さんが行なって来たノイズを肴に酒を飲む催しである。 場所は東京のアップリンク・ファクトリーで、騒音を吟味し... ...続きを見る

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2011/10/23 11:00
緩やかで深い情念 @ Slow Life Avant- Garde
緩やかで深い情念 @ Slow Life Avant- Garde 12 月 23 日、東京のアップリンク・ファクトリーで "Slow Life Avant-Garde" が開催されます。 従来はロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) を軸として来た、この催し。 この日は 『緩やかで深い情念』 をテーマに、ちょっと趣向の変わったものとなります。 スコット・フォウスト、ロバート・ヘイそしてアンドリュー・チョークに焦点を併せ行われますので、ご注目ください。 そしてラストでは、LAFMS 脈マイケル・イントリエールによる "E... ...続きを見る

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2011/10/18 23:00
クリュートン・ザ・ニュートロン - 奇妙な世界の棲息者 @ Krewton the Knewtron
クリュートン・ザ・ニュートロン - 奇妙な世界の棲息者 @ Krewton the Knewtron 秋も深まって来たが、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の周辺が慌ただしい。 ちょうど昨年はロンドンで "The Lowest Form of Music" の催しがあった時期なので、それを想い出してしまう。 今年はリック・ポッツ 9 年振りの再来日がこの季節に発生してくれるのだから、何とも嬉しい。 そして PSF Records が来日記念盤 CD を出版してくれるのだから、嬉しさも倍増と言って良いなぁ。 アルバムは "Krewton the Kn... ...続きを見る

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2011/10/11 20:00
リック・ポッツのナチュラル三昧 @ LAFMS
リック・ポッツのナチュラル三昧 @ LAFMS 間も無く来日する運びとなった、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) のリック・ポッツ。 リックこそは、まさに 『聴覚漫画の帝王』 と呼びたくなる存在である。 彼が誕生したのは、1957 年。 幼少の頃から、独特の趣味をアートの手法で表現していたらしい。 5 歳の時には既に、自身がアウトサイダー・ヒーローとして敬愛するフランケンシュタインの絵を描いていたという。 ...続きを見る

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2011/10/06 23:00
時間を止めて @ 穂高亜希子 / ひかるゆめ
時間を止めて @ 穂高亜希子 / ひかるゆめ 私が働いている倉敷には、そこに行くとまるでまるで時間が止まった様に思えてしまう場所がある。 そこは 『美観地区』 と呼ばれる、古い家屋が並ぶ言わば観光の中心である筈の場所だ。 何時も、喩える適当な言葉の見つからない本当にフシギな時間の蠢きを感じてしまう。 「蠢き」 と書いてしまったが、殆どそこで時間は動いていない。 時間を進行させる推進力がこの当たりには無いのなかと、ふと想ったことさえある。 或いは、「時間が進んで欲しくない」 という想念で辺りが満ちていると解釈するのが適当だろ... ...続きを見る

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2011/09/29 20:00
さてリック・ポッツは何をするのだろう?
さてリック・ポッツは何をするのだろう? ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の、リック・ポッツ。 2002 年にソリッド・アイの一員として来日してから 9 年ぶりに、東京と大阪にやって来る。 お兄さんのトムとジョーと共にル・フォルテ・フォーを始めた 1973 年には、まだ 15 歳くらいだった筈だ。 当時からリックは、生粋のフリー・ミュージック創生者であり演奏者であった。 それに彼は、奇妙で奇怪な絵を描きまくっていたのである。 線画 (ドローイング) はもちろん、ちょっとゴッホっぽい配... ...続きを見る

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2011/09/23 11:00
愛に乾杯! @ Scott Foust / Here's To Love!
愛に乾杯! @ Scott Foust / Here's To Love! スコット・フォウストは、米国マサチューセッツ州在住の音楽家である。 古くは 1980 年代にピッツバーグ大学 (ペンシルヴァニア州) の盟友と XX コミッティを結成した。 そして彼らは、アルバム "Steel Negro Music" (カセット、1982年) と "Network" (LP、1983 年) を発表する。 のみならずスコットは、1983 年に自身を含むトリオであるストーリー・オブ・フェイリャーのシングル盤を発表した。 この時、彼は自主レーベルである Swill ... ...続きを見る

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2011/09/15 11:00
「ハイパー音色知覚」 としてのノイズ・リスニング @ 和風騒本家
「ハイパー音色知覚」 としてのノイズ・リスニング @ 和風騒本家 ノイズのリスナーは劣勢のリスナーだろうか、それとも優勢のリスナーなのだろうか? そんな質問はとても馬鹿げている様に思えていたし、発想することもこれまでには無かった。 だが、或る本を読んでからというものそれがとても気がかりなこととなってしまったのだから面白い。 元々本なんて余り読まないから、憑かれた様にして本に影響されるという現象自体が自分には面白過ぎる。 その本は、早川書房刊・オリバー・サックス先生著 (大田直子さん訳) 『音楽嗜好症 (ミュージコフィリア)』 と言う。 原著が... ...続きを見る

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2011/09/08 15:00
SLOW LIFE AVANT-GARDE TOCHIGI
SLOW LIFE AVANT-GARDE TOCHIGI 今般、栃木県の宇都宮市で 現地の復興を支援するチャリティの趣意を含む催しを行う次第となりました。 現地で先鋭的な音楽の配給を全国に向けて行なっている、Art Into Life さんの主催となります。 「芸術にどれ程の意味があるのか?」、頻繁とも言えるタイミングでそれが問われる時代となりました。 でも本能の様に芸術の意味を理解する方が確かに居ますし、彼らはそれを全力で周囲に伝えようとします。 特に経済と豊かさの均衡が揺らいでいる時代には、芸術の持つ意味とその効力はとても大切なも... ...続きを見る

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2011/09/01 20:00
煙の源 @ Ras G / Down 2 Earth
煙の源 @ Ras G / Down 2 Earth 随分と前から、それも日本のレーベルから出版されると聞いていた Ras G の "Down 2 Earth"。 時期としては、彼が African Space Program をプロジェクトとして開始する前に出版が予定さていたものだ。 当時と現在では、彼を取り巻く情況は随分と変わってしまった。 本当の LA アンダーグラウンドに居ざるを得なかった当時と、明確な潮流の中に在る現在では。 『エクスペリメンタル・ヒップ・ホップ』 というジャンルが成立している今、彼は立派なエスタブリッシュ... ...続きを見る

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2011/08/25 20:00
ファントム・ノイズ @ Reizen (冷泉)
ファントム・ノイズ @ Reizen (冷泉) この作品は、既に NERAE を脱退された冷泉淳さんのセカンド・ソロ・アルバムだ。 それは、括弧に当事者を封ずる記号をタイトルとして登場した。 ご自身曰く、「リスニングに耐え得る極限まで、音を削ぎ落とした」 のだと言う。 「では、本当にリスニングに耐え得るのか」、それを試してみた。 すると、却ってリスニングの本体が浮かんで来たから面白い。 ...続きを見る

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2011/08/20 20:00
次元をちょっと超えてデュオ @ Ka-Bella-Binsky- Bungo!
次元をちょっと超えてデュオ @ Ka-Bella-Binsky- Bungo! "Ka-Bella-Binsky-Bungo" という、とても奇矯な言葉。 それが、工藤冬里さんとリック・ポッツの共作にタイトルとして賦与された。 この言葉はリックによる造語で、実を言えば 1975 年には既に使われている。 彼が属する LAFMS のユニットである、ル・フォルテ・フォーの代表的作品のタイトルなのだ。 意味推測の困難なこの造語について、リック自身はこんな風に説明している。 ...続きを見る

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2011/08/11 11:00
Projection (投射) @ 高柳昌行 / Inanimate Nature
Projection (投射) @ 高柳昌行 / Inanimate Nature 「音楽の投射」 ...続きを見る

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2011/08/04 11:00
リック・ポッツのスロー・ライフ・アヴァンギャルド
リック・ポッツのスロー・ライフ・アヴァンギャルド 本稿は、2008年春に記した ミニ・アルバム"Labyrintjitis" のための解説となります。 その創生者であるリック・ポッツについて知って頂くために、記しました。 カリフォルニア州ロサンジェルス市の郊外において過去 38 年間、 ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の一員として彼は活動しています。 そして灰野敬二さんや工藤冬里さんとの共演履歴は、その枠に留まらない彼の意欲を示すものでしょう。 最近では、アンダーグラウンド・ヒップホップとの接... ...続きを見る

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2011/07/28 11:00
忘却の映像 @ スメグマの謎を追う
忘却の映像 @ スメグマの謎を追う スメグマはこれまでにヴィデオ作品を発表しているのだが、その全体像は良く判らない。 マイケル・ラストラ (Dr. ID) が盟友 Dr. オッドと共に映像チームを構成し、様々な作品を創って来た。 当然そのリストでもあればなぁと思うが、Discogs での彼の膨大な業績にも映像作品は含まれていないのだ。 http://www.discogs.com/artist/Michael+Lastra?noanv=1 謎と言えばこれほどの謎も無いと思うのだが、彼がプロデュースした作品の中でも ... ...続きを見る

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2011/07/20 11:00
雑食音楽の結界 @ スメグマの謎を追う
雑食音楽の結界 @ スメグマの謎を追う 1979年に出版されたスメグマ作品中、最新のものはその年の春に録音されたシングル盤 “Flashcards” だ。 A面に収められた Can’t Look Straight (直視は出来ない) は、マイケル・ラストラ (Dr. Id) の作品。 後のスメグマにおいて主軸を成すループを用いた音の編集が、このトラックで姿を露わにする。 徐々に焦燥感を煽る様なそのムードは、後に様々なヴァリエーションで応用されて行く。 そのストラテジーが、最もダイレクトな形で表出していると言えるだろう。... ...続きを見る

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2011/07/15 11:00
無駄に過ごした5年間? @ スメグマの謎を追う
無駄に過ごした5年間? @ スメグマの謎を追う 1973-74 年にカリフォルニア州パサディナで録音された、”Pigface Chant”。 これに続くスメグマの作品は、1978 年7月にオレゴン州ポートランドで録音された “Glamour Girl 1941” (LP) だった。 副題は無いが、このアルバムには “Wasted 5 Years” そして “I Wear Teeth” という別タイトルが設定されている。 “Wasted 5 Years” は、前作から4-5年後に行われた録音であることを示唆するタイトルなのかも知れ... ...続きを見る

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2011/07/11 11:00
近代的で原始的って @ スメグマの謎を追う
近代的で原始的って @ スメグマの謎を追う 最近、LAFMS にはまだ謎が多いなとつくづく思う。 例えば、スメグマと LAFMS の関係についてもそうだ。 ザ・テンセズのアルバム “Cosmic Dust” の解説に、ジュ・スク・リート・ミートのインタヴューが掲載されている。 有難いことに懇切丁寧な対応を惜しまない彼が、その場において驚愕の事実を語ってくれた。 スメグマと LAFMS は同じ 1973 年に発生しながら、互いのことを全く知らなかったと言うのだ。 当時の彼らは何れも、カリフォルニア州に在るサンガブリエル・ヴ... ...続きを見る

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2011/07/05 11:00
哲学の原理 @ The Shaggs "Philosophy of The World"
哲学の原理 @ The Shaggs "Philosophy of The World" どうやら、ザ・シャッグス (あるいは、シャグス) の物語がミュージカルとしてオフ・ブロードウェイに降臨した様だ。 タモリ倶楽部での紹介が相乗し彼らの魅力が日本においても蔓延し始めた様で、何とも目出度い情況である。 彼らのファースト・アルバム "Philosophy of The World" は、1969 年に家族が自費出版したとされている。 それが本格的に市場に現れたのは、Rounder Records が LP 再発を行った1980 年と考えて良いだろう。 当時 LAFMS ... ...続きを見る

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2011/06/28 11:00

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