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酒とノイズ LAFMS 編 @ 2011 年の想い出
アップリンク・ファクトリーで開催の、『酒とノイズ LAFMS 編』。
美川俊治さんの企画に参加させていただいた訳で、前夜に続き冷泉さんに大変お世話をおかけした。
構成を予め決めずに臨むという形は全く初めてだったが、それが功を奏し (?) 意外な程面白いものとなってしまう。
振り返ってみると、行き当たりばったりだったからこそのスポンティニアス・コンポジションめいた構成となった。
最初は美川さんと私の関わりについての説明から始まったが、これも直前に思いついたものだ。
"Projec...
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2011/12/31 23:08 |
緩やかで深い情念 @ 2011 年の想い出
『緩やかで深い情念』 との副題を設定した、東京で初の "Slow Life Avant-Garde"。
本催しをチャリティ企画として実現して頂いたアップリンク・ファクトリーの倉持さんに、まず感謝せねばならない。
翌日に開催される 『酒とノイズ』 を基点として提案させて頂いたところ、快く了解を頂戴した。
クリスマス・イヴ前日の祝日という絶好の日程だったが、よくご了解頂いたものだと今だに感じ入っている。
私の思い付きに複数の協力者による熱い想いが合流し、自然な流れの中で発生した企画だ...
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2011/12/26 11:00 |
リック・ポッツ来日 @ 2011 年の想い出
2002 年に始めて来日したリック・ポッツが、再度日本を訪れてくれた。
昨年 "The Lowest Form of Music" で彼とは 20 年ぶりの再開を果たしたが、こんなに早くしかも日本で会えるとは。
前に来た時は、ジョセフ・ハマーとスティーヴ・トムセンが一緒だった。
現在では考えられない天才の邂逅体、ソリッド・アイのおそらくは唯一の来日であったろう。
リックとの間では様々な企画が動いている最中の再来日であり、彼の大阪滞在中に様々な案が提出された。
彼は帰米すると G...
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2011/12/20 20:11 |
Slow Life Avant Garde Tochigi @ 2011 年の想い出
今年チャリティ・コンサートと併せて復活したのが、"Slow Life Avant Garde" だった。
両企画ともに体調が思わしくなくて抑えていたのだから、連動するのは当然かなと想う。
それと、昨年に思い切って "The Lowest Form of Music" に参加したことが基盤となっている。
この催しから帰国した直後、Art Into Life の青柳伸吾さんが来阪されて栃木への招聘を賜った。
いつか当地にて、"Slow Life Avant-Garde" を開催して欲...
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2011/12/11 11:00 |
チャリティ・コンサートの再開? @ 2011 年の想い出
今年の春、2 年ぶりに山村サロンでチャリティ・コンサートを再開した。
そこで過ごした得難い時間は、まだ蠢いている様だ。
阪神淡路大震災からの復興支援を目的とする予定で、昨年の暮れから計画を進めていた。
だが 3 月に発生した東日本大震災が、情況を大きく変えてしまう。
「開催の趣旨を変えるべきでは?」 という発想が当然あり、関係者との話し合いとなった。
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2011/12/06 19:00 |
ノイズだからノイズ @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション
リック・ポッツ (LAFMS - ギターと変なもの) 参加の、『地下一階』 セッション。
最後のセットは、次のメンバーを擁して開始された。
JOJO広重(非常階段 - ギター)
菅原克己(SOLMANIA - ベース)
竹谷郁夫(Vermilion Sands - ドラムス)
中川コウヘイ(Guilty C - エレクトロニクス)
田中雅人(地獄変,IVISA - ギター)
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2011/11/28 11:00 |
ノイズと化した奇矯 @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション
『地下一階』 でのリック・ポッツ参加セッション、続いてのセットには本来 『ヘンテコ・ロック』 が想定されていた。
だが下記の参加者から成るこのセッションは、この 『ヘンテコ』 をも逸脱する演奏へと推移してしまう。
リック・ポッツ (LAFMS - ギターと変なもの)
大野雅彦(SOLMANIA - ギター)
ポルナレフ(Vermilion Sands - 詩の朗読)
和田晋侍(巨人ゆえにデカイ、DMBQ - ドラムス)
日野浩志郎(BONANZAS - ギター)
青野忠彦(...
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2011/11/23 15:00 |
奇矯なるフリー @ 地下一階のリック・ポッツ・セッション
大阪・南船場のライヴ・ハウス 『地下一階』 で行われた、リック・ポッツ参加のセッション。
これには、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) 周辺の方々も興味深々だった模様だ。
もちろん在米の彼らには未知の演奏者が含まれていたのだが、多大な興味を抱いていた様に想う。
準備の期間も限られていたのにこんなセッションが実現したのは、まさに奇跡と言っても良い。
感謝すべきは、オーガナイズを担当された大野雅彦さんと菅原克己さんのご尽力だろう。
そして彼らの人望もあ...
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2011/11/18 11:00 |
執拗な前衛 @ Scott Foust / Here's To Love!
先駆者が開発した前衛の手法も、思えばいつの間にかアーカイヴにずらりと並べられてしまっている。
そこから適当に少しずつ摘み出して貼り合わせた、そんな作品が様々な芸術の分野に今は散見されると思う。
スコット・フォウストの映像作品 "Here's To Love (愛に乾杯) !" には、その潮流を無視する潔さが在る。
この映画において使用された実験的手法の数は、決して多くは無い。
だが、スコットはその一つ一つを執拗に使い尽くすのだ。
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2011/11/11 15:00 |
緩やかな前衛 @ FUKUGAN GALLERY のリック・ポッツ個展レセプション
FUKUGAN GALLERY でのリック・ポッツ個展初日、レセプションは盛況だった。
何よりも、リックと冷泉さんによるソロ演奏およびセッションが好評だった模様でとても嬉しい。
リックのソロはへんてこなモノが次々に飛び出しながら、全体にうねる牧歌的ヴァイブレーションが心地良かった。
ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) そのもの、まさに "Slow Life Avant-Garde" だと言える。
ファウスト的なフレィヴァーもあちこちに漂っているのだが...
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2011/11/05 23:50 |
リック・ポッツのワンダーランド @ Slow Life Avant-Garde
FUKUGAN GALLERY でのリック・ポッツ展覧会が、迫って参りました。
彼の作品も到着し、随分と気運も高まっております。
レセプションではまず、彼と LAFMS の活動を総合的に紹介いたしましょう。
1973 年から現在に至る彼らの音楽活動から抜粋して、紹介を行おうと思っています。
リックのドローイングはもちろん展示されますが、プラスチック・モデルは持って来ません。
なので、プラスチック・モデルを軸にスライド・ショーでの紹介を行おうと思います。
奥さんのクリスティンが...
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2011/10/31 23:00 |
いざ LAFMS 編 @ 酒とノイズ
クリスマス・イヴは、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) と一緒に過ごす。
な〜んて 「冗談!」 と思いきや、本当にそんな事態が実現してしまうのだから面白いものである。
"Slow Life Avant-Garde - 緩やかで深い情念" の翌日に、『酒とノイズ LAFMS 編』 が開催されるのだ。
『酒とノイズ』 は、インキャパシタンツの美川俊治さんが行なって来たノイズを肴に酒を飲む催しである。
場所は東京のアップリンク・ファクトリーで、騒音を吟味し...
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2011/10/23 11:00 |
緩やかで深い情念 @ Slow Life Avant- Garde
12 月 23 日、東京のアップリンク・ファクトリーで "Slow Life Avant-Garde" が開催されます。
従来はロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) を軸として来た、この催し。
この日は 『緩やかで深い情念』 をテーマに、ちょっと趣向の変わったものとなります。
スコット・フォウスト、ロバート・ヘイそしてアンドリュー・チョークに焦点を併せ行われますので、ご注目ください。
そしてラストでは、LAFMS 脈マイケル・イントリエールによる "E...
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2011/10/18 23:00 |
クリュートン・ザ・ニュートロン - 奇妙な世界の棲息者 @ Krewton the Knewtron
秋も深まって来たが、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の周辺が慌ただしい。
ちょうど昨年はロンドンで "The Lowest Form of Music" の催しがあった時期なので、それを想い出してしまう。
今年はリック・ポッツ 9 年振りの再来日がこの季節に発生してくれるのだから、何とも嬉しい。
そして PSF Records が来日記念盤 CD を出版してくれるのだから、嬉しさも倍増と言って良いなぁ。
アルバムは "Krewton the Kn...
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2011/10/11 20:00 |
リック・ポッツのナチュラル三昧 @ LAFMS
間も無く来日する運びとなった、ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) のリック・ポッツ。
リックこそは、まさに 『聴覚漫画の帝王』 と呼びたくなる存在である。
彼が誕生したのは、1957 年。
幼少の頃から、独特の趣味をアートの手法で表現していたらしい。
5 歳の時には既に、自身がアウトサイダー・ヒーローとして敬愛するフランケンシュタインの絵を描いていたという。
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2011/10/06 23:00 |
時間を止めて @ 穂高亜希子 / ひかるゆめ
私が働いている倉敷には、そこに行くとまるでまるで時間が止まった様に思えてしまう場所がある。
そこは 『美観地区』 と呼ばれる、古い家屋が並ぶ言わば観光の中心である筈の場所だ。
何時も、喩える適当な言葉の見つからない本当にフシギな時間の蠢きを感じてしまう。
「蠢き」 と書いてしまったが、殆どそこで時間は動いていない。
時間を進行させる推進力がこの当たりには無いのなかと、ふと想ったことさえある。
或いは、「時間が進んで欲しくない」 という想念で辺りが満ちていると解釈するのが適当だろ...
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2011/09/29 20:00 |
さてリック・ポッツは何をするのだろう?
ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の、リック・ポッツ。
2002 年にソリッド・アイの一員として来日してから 9 年ぶりに、東京と大阪にやって来る。
お兄さんのトムとジョーと共にル・フォルテ・フォーを始めた 1973 年には、まだ 15 歳くらいだった筈だ。
当時からリックは、生粋のフリー・ミュージック創生者であり演奏者であった。
それに彼は、奇妙で奇怪な絵を描きまくっていたのである。
線画 (ドローイング) はもちろん、ちょっとゴッホっぽい配...
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2011/09/23 11:00 |
愛に乾杯! @ Scott Foust / Here's To Love!
スコット・フォウストは、米国マサチューセッツ州在住の音楽家である。
古くは 1980 年代にピッツバーグ大学 (ペンシルヴァニア州) の盟友と XX コミッティを結成した。
そして彼らは、アルバム "Steel Negro Music" (カセット、1982年) と "Network" (LP、1983 年) を発表する。
のみならずスコットは、1983 年に自身を含むトリオであるストーリー・オブ・フェイリャーのシングル盤を発表した。
この時、彼は自主レーベルである Swill ...
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2011/09/15 11:00 |
「ハイパー音色知覚」 としてのノイズ・リスニング @ 和風騒本家
ノイズのリスナーは劣勢のリスナーだろうか、それとも優勢のリスナーなのだろうか?
そんな質問はとても馬鹿げている様に思えていたし、発想することもこれまでには無かった。
だが、或る本を読んでからというものそれがとても気がかりなこととなってしまったのだから面白い。
元々本なんて余り読まないから、憑かれた様にして本に影響されるという現象自体が自分には面白過ぎる。
その本は、早川書房刊・オリバー・サックス先生著 (大田直子さん訳) 『音楽嗜好症 (ミュージコフィリア)』 と言う。
原著が...
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2011/09/08 15:00 |
SLOW LIFE AVANT-GARDE TOCHIGI
今般、栃木県の宇都宮市で 現地の復興を支援するチャリティの趣意を含む催しを行う次第となりました。
現地で先鋭的な音楽の配給を全国に向けて行なっている、Art Into Life さんの主催となります。
「芸術にどれ程の意味があるのか?」、頻繁とも言えるタイミングでそれが問われる時代となりました。
でも本能の様に芸術の意味を理解する方が確かに居ますし、彼らはそれを全力で周囲に伝えようとします。
特に経済と豊かさの均衡が揺らいでいる時代には、芸術の持つ意味とその効力はとても大切なも...
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2011/09/01 20:00 |
煙の源 @ Ras G / Down 2 Earth
随分と前から、それも日本のレーベルから出版されると聞いていた Ras G の "Down 2 Earth"。
時期としては、彼が African Space Program をプロジェクトとして開始する前に出版が予定さていたものだ。
当時と現在では、彼を取り巻く情況は随分と変わってしまった。
本当の LA アンダーグラウンドに居ざるを得なかった当時と、明確な潮流の中に在る現在では。
『エクスペリメンタル・ヒップ・ホップ』 というジャンルが成立している今、彼は立派なエスタブリッシュ...
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2011/08/25 20:00 |
ファントム・ノイズ @ Reizen (冷泉)
この作品は、既に NERAE を脱退された冷泉淳さんのセカンド・ソロ・アルバムだ。
それは、括弧に当事者を封ずる記号をタイトルとして登場した。
ご自身曰く、「リスニングに耐え得る極限まで、音を削ぎ落とした」 のだと言う。
「では、本当にリスニングに耐え得るのか」、それを試してみた。
すると、却ってリスニングの本体が浮かんで来たから面白い。
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2011/08/20 20:00 |
次元をちょっと超えてデュオ @ Ka-Bella-Binsky- Bungo!
"Ka-Bella-Binsky-Bungo" という、とても奇矯な言葉。
それが、工藤冬里さんとリック・ポッツの共作にタイトルとして賦与された。
この言葉はリックによる造語で、実を言えば 1975 年には既に使われている。
彼が属する LAFMS のユニットである、ル・フォルテ・フォーの代表的作品のタイトルなのだ。
意味推測の困難なこの造語について、リック自身はこんな風に説明している。
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2011/08/11 11:00 |
Projection (投射) @ 高柳昌行 / Inanimate Nature
「音楽の投射」
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2011/08/04 11:00 |
リック・ポッツのスロー・ライフ・アヴァンギャルド
本稿は、2008年春に記した ミニ・アルバム"Labyrintjitis" のための解説となります。
その創生者であるリック・ポッツについて知って頂くために、記しました。
カリフォルニア州ロサンジェルス市の郊外において過去 38 年間、
ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の一員として彼は活動しています。
そして灰野敬二さんや工藤冬里さんとの共演履歴は、その枠に留まらない彼の意欲を示すものでしょう。
最近では、アンダーグラウンド・ヒップホップとの接...
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2011/07/28 11:00 |
忘却の映像 @ スメグマの謎を追う
スメグマはこれまでにヴィデオ作品を発表しているのだが、その全体像は良く判らない。
マイケル・ラストラ (Dr. ID) が盟友 Dr. オッドと共に映像チームを構成し、様々な作品を創って来た。
当然そのリストでもあればなぁと思うが、Discogs での彼の膨大な業績にも映像作品は含まれていないのだ。
http://www.discogs.com/artist/Michael+Lastra?noanv=1
謎と言えばこれほどの謎も無いと思うのだが、彼がプロデュースした作品の中でも ...
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2011/07/20 11:00 |
雑食音楽の結界 @ スメグマの謎を追う
1979年に出版されたスメグマ作品中、最新のものはその年の春に録音されたシングル盤 “Flashcards” だ。
A面に収められた Can’t Look Straight (直視は出来ない) は、マイケル・ラストラ (Dr. Id) の作品。
後のスメグマにおいて主軸を成すループを用いた音の編集が、このトラックで姿を露わにする。
徐々に焦燥感を煽る様なそのムードは、後に様々なヴァリエーションで応用されて行く。
そのストラテジーが、最もダイレクトな形で表出していると言えるだろう。...
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2011/07/15 11:00 |
無駄に過ごした5年間? @ スメグマの謎を追う
1973-74 年にカリフォルニア州パサディナで録音された、”Pigface Chant”。
これに続くスメグマの作品は、1978 年7月にオレゴン州ポートランドで録音された “Glamour Girl 1941” (LP) だった。
副題は無いが、このアルバムには “Wasted 5 Years” そして “I Wear Teeth” という別タイトルが設定されている。
“Wasted 5 Years” は、前作から4-5年後に行われた録音であることを示唆するタイトルなのかも知れ...
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2011/07/11 11:00 |
近代的で原始的って @ スメグマの謎を追う
最近、LAFMS にはまだ謎が多いなとつくづく思う。
例えば、スメグマと LAFMS の関係についてもそうだ。
ザ・テンセズのアルバム “Cosmic Dust” の解説に、ジュ・スク・リート・ミートのインタヴューが掲載されている。
有難いことに懇切丁寧な対応を惜しまない彼が、その場において驚愕の事実を語ってくれた。
スメグマと LAFMS は同じ 1973 年に発生しながら、互いのことを全く知らなかったと言うのだ。
当時の彼らは何れも、カリフォルニア州に在るサンガブリエル・ヴ...
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2011/07/05 11:00 |
哲学の原理 @ The Shaggs "Philosophy of The World"
どうやら、ザ・シャッグス (あるいは、シャグス) の物語がミュージカルとしてオフ・ブロードウェイに降臨した様だ。
タモリ倶楽部での紹介が相乗し彼らの魅力が日本においても蔓延し始めた様で、何とも目出度い情況である。
彼らのファースト・アルバム "Philosophy of The World" は、1969 年に家族が自費出版したとされている。
それが本格的に市場に現れたのは、Rounder Records が LP 再発を行った1980 年と考えて良いだろう。
当時 LAFMS ...
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2011/06/28 11:00 |
リック・ポッツ X 工藤冬里 @ dependent direct sales
LAFMS のリック・ポッツとマヘル・シャラル・ハシュ・バズの工藤冬里さんのデュオが、近々アルバムを発表する。
東京のレーベル dependent direct sales (dds) からの出版で、とても楽しみに待ち焦がれている作品だ。
リックはソリッド・アイのメンバーとして来日もしてはいるのだが、日本の音楽家との共演は珍しい。
但し、1980 年代のものだがかつて PSF Records から出版されたカリフォリニア州での録音が在る。
当時パサディナを訪問された灰野敬二さん、...
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2011/06/20 15:00 |
在り得ないサロンの音楽 @ Idea Fire Company
アイディア・ファイア・カンパニー (IFCO) の新しい LP、"Music from the Impossible Salon" がとても面白い。
IFCO と言えば、スコット・フォウストのアナログ・シンセサイザー・ユニットであるという印象が濃いと想う。
ただ 2008 年の "Island of Taste" においては、カーラ・ボレッキーのピアノがかなり前面に出ていた。
と言うよりも音楽の中軸部にピアノをセットしているのだが、ピアノだけで音楽の全体は成立しない。
あちこちに...
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2011/06/15 11:00 |
得難いカセットの音 @ 夜のバイオリン
アンドリュー・チョークの 『夜のバイオイリン』 をカセットで聴き続けているが、それにしても最高だ。
ラジカセを買直そうかなと本気で考えてしまうくらい、屋外でも聴いてみたい想いが募ってしまう。
ヘッドフォンでは無くスピーカーを通して再生した音を聴いてみたいから、なおさらそう想うのだ。
背景で鳴っている渦巻く様な音は、意識と無意識の中間に在るのがおそらく最適なのだろう。
聞こえているが聴いてはいない、それでいて意識に成立する音楽を裏打ちしてくれる様な。
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2011/06/11 15:00 |
船酔いは女神の呟き @ 和風騒本家
「ノイズ」 の語源が 「船酔い」 だということを、最近知った。
もっともそのノイズとは騒音に留まらず、電気的現象を含めた概念の様だ。
下記 URL にてその解説が為されているので、是非ご参照を願えればと思う。
本来ノイズはシグナルに対立する概念なので、必要とはされない筈の付随現象だ。
望まれて存在するものでは無いのだが、音楽においては敢えてその創生に尽力するから面白い。
シグナルとノイズを共に受容する点が、音楽の醍醐味なのかなともふと思う。
例えば絵画であるならば、容易くそう...
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2011/06/06 11:00 |
寄付して頂いた音源 @ BENEFIT 2011
東北関東再震災・阪神淡路大震災復興支援チャリティ・コンサートに対して、
複数の方から音源の寄付があったことについてご報告しておかねばならない。
頂戴した CD とカセットを有難く販売させて頂き、その収入を震災復興支援への募金に充てさせて頂いた。
元々は、スメグマのジャッキー・スチュワートおよびジュ・スク・リート・ミート両氏からの提案にさかのぼる。
2007 年にコンサートの準備を行っていた際に、ジャッキーからこんなメールが届いたのだ。
「確か毎年チャリティ・コンサートを開催して...
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2011/05/31 15:00 |
誰のために歌う? @ BENEFIT 2011
今年の山村サロンには、穂高亜希子さんが初めて登場した。
昨年東京で同じコンサートに出演された頭士奈生樹さんに、ご紹介頂いたのだ。
コンピレーション CD 『日曜日のうた』 でその歌を聴き抱いたのは、「もっと聴きたい」 という想い。
ノイズの演奏が続いた後にサロンで歌われたのは、まさに聴きたいと想っていた穂高さんの歌だった。
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2011/05/25 11:00 |
サイコの風 @ BENEFIT 2011
石上和也さんの音楽にはサイコティックな側面がかなり在ると、前から思っていた。
エレクトロニックな音の構築にかけての手腕は申し分無いのに、とにかく奇矯なのだ。
表現している情念のレンジが広いのだが、単に色んなのが在りますという風情では無い。
聴いていると奇妙な気分が湧いて来て、音の間および背後に跋扈する何かを感じてしまう。
サイケデリックと表現するよりも、焦点を絞り込んだ言い表しとしてサイコティックとそれを呼びたいのだ。
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2011/05/21 15:00 |
VELTZ と器物の夢を @ BENEFIT 2011
東京の松岡亮さんからチャリティ・コンサート参加のご意思を承った時は、本当に驚いた。
放射能の影響が憂慮される東京において、東日本大震災の復興支援募金を自主的に行っておられる松岡さん。
さらに関西で遂行されようとしている復興支援の催しのことを想って頂くなど、有難くも申し訳が無かった。
その前月に NERAE の冷泉淳さんからご紹介頂いたというタイミングだったから、
直後にメールを交換し始めてからさして時間も経っていない。
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2011/05/20 15:00 |
炭鎌さんの原始力 @ BENEFIT 2011
山村サロンで開催されたチャリティ・コンサートに、今年初めてご演奏頂く方々が集った。
コンサートの運営にもご大変尽力頂いている石上和也さんを除けば、全ての方がそうだ。
最初に演奏されたのは炭鎌悠さんだったが、リハーサルの時点からかなり驚かされてしまう。
他の方々のリハーサルが一段落してから会場入りされた時、開演まではそこそこの時間があった。
ゆったりと音出しを行って頂く余裕があったのだが、炭鎌さんは「ザーッ」とノイズを出しただけで終了する。
彼女にしてみればポイントとなる何かを確...
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2011/05/15 11:00 |
有難うございました @ BENEFIT 2011
4 月 29 日に開催いたしました、東北関東大震災・阪神淡路大震災復興支援チャリティ・コンサート。
無事に行うことが出来ましたことを、ご参加いただきました全ての方々に深く感謝いたしたく思います。
2008 年の開催から三年振りの山村サロンでしたが、懐かしい出遭いと新しい出遭いが交錯いたしました。
かつてよりご参加を戴いていた懐かしい方々の御顔を拝見し思ったのは、再来して頂くことの出来る有難さ。
それはフシギな感触を伴っていて、時間の流れが感情に働きかけて来るエナジーの妙を実感いた...
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2011/05/08 05:00 |
まだポケットの中に @ Karla Borecky / Still in Your Pocket
東日本大震災の後、聴く音楽は精神を安定させながらも活性化してくれるものへとシフトした。
多分それは、自己防衛本能に基づく心身の必然的反応ではないのだろうかと想っている。
そんな作用を持つ作品の一つが、カーラ・ボレッキーの "Still in Your Pocket" だった。
このアルバム・タイトルを和訳するならば、『まだポケットの中に』 となるだろう。
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2011/04/29 08:00 |
夜抄記 - Nocturnal Abstracts
東日本大震災の後、音楽を聴き始めるには時間を要した。
恐る恐るという感じで、それこそまさぐる様に聴くべき音楽を選んだ。
聴きたい音楽を聴くという気分にはとてもなれなかったので、必然的にそうなった。
選ばれた音楽は明るくも暗くもない、意識を昇る方にも落ちる方にも揺るがせないものだった。
その音楽は精神を安定化させながらも、何気なく活性化してくれる力を持っていた。
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2011/04/25 15:00 |
パサディナとポートランドの魔術 @ The Rodney Forest
この CD-R は、好作品であるにも関わらず入手が困難だったアルバムを再発したものとなる。
Los Angeles Free Music Society (LAFMS) の脈においては、スメグマ系列に属しているだろう。
それにしても、ユルい寄合いである LAFMS には柔軟に協働する面白いユニットが存在するものだ。
シャッフル・ユニットの様なポジションに在りながら、無比の存在感を感じさせてくれるのだから面白い。
そこには、他の組み合わせでは絶対に創生されないだろう選択的な化学反応...
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2011/04/21 15:00 |
時制の枠を超えて @ The Tenses / Cosmic Dust
Los Angeles Free Music Society (LAFMS) は、1973 年にカリフォルニア州パサディナを中心として発生しました。
それぞれが余りにもユニークなベクトルを持つ自由音楽家が寄り合った、とてもユル〜い音楽集合体であります。
まぬけでのろまな風情を厭いもしないル・フォルテ・フォーから、ノイズ・オーケストラの古典エアウェイまで。
様々なタイプの自由な音楽家が、この何気無くも特異な集合体に参加して来ました。
そして、何れもがアウトサイダー・アーティストとし...
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2011/04/15 11:00 |
記憶の底を徘徊する @ Prowls
Los Angeles Free Music Society (LAFMS) 脈中から、フシギにダークで重厚な音楽が登場した。
スメグマのロックンロール・ジャッキーがかつて結成していた、フィメール・トリオが残したアルバムだ。
LAFMS に属するスメグマは、種々の音楽を雑食し唯一無比の自由音楽を創生する即興集合体である。
彼らは 1973 年にカリフォルニア州パサディナにて発生し、1975 年にオレゴン州ポートランドへ移住してしまう。
面白いことにポートランドに移住後 LAFMS...
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2011/04/11 15:00 |
1977年 アデノイド〜ループ @ 羅府夢衆譚
羅府夢衆譚、「1977年 戒律」からの続きとなります。
まずは、アデノイドの話から。
スライミー・アデノイド・アンド・ザ・ペブラムズというユニットによるアナログ盤シングル ‘The Residents’。
元歌はザ・ビートルズの或る曲であり、
ローファイ且つガレージ化を極端に施した伴奏にダミ声のヴォーカルが重畳いたします。
演奏者である奇妙なユニットは、ル・フォルテ・フォーの変名バンドだと解釈して良いでしょう。
チップ・チャップマンがスライミー・アデノイドという珍キャラクター...
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2011/04/05 15:00 |
ドゥドゥエッツの再始動
LAFMS のドゥドゥエッツが、再び活動を始めるらしい。
昨秋の "Lowest Form of Music" では、彼らの演奏が無かった。
残念な思いをしたが、これでちょっと安心することが出来るというものだ。
早速、FM 局である WFMU の基金を集める為のコンピレーションに参加した。
ステーヴ・ライヒの 'Come Out' にインスパイアされたと言う、面白いトラックを提供している。
http://www.wfmu.org/playlists/shows/39538
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2011/03/31 20:00 |
チャリティ・コンサートのお報せ (改めて)
BENEFIT 2011、東北関東大震災復興支援/阪神淡路大震災復興支援チャリティ・コンサートを行います。
JR 芦屋駅前ラポルテ本館 3 階、山村サロン (0797-38-2585) において。
4 月 29 日 (金曜・祝日) 3時半開場・4時開演、支援募金制にて行います。
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2011/03/28 20:00 |
暗がりとノイズ @ 灯りつけとうか
ボトゥアとは、絵巻物師のことなのだそうだ。
インドの西ベンガル州に住む、語り部を指す言葉なのだろうである。
何をするのかと言うと、「縦長の巻物に絵を描き、それを紐解きながら語る」。
東野健一さんがその役割を果たし、日本の暗がりに相通ずる奇妙な物語を紡いで行く。
その語りに、石上和也さんあるいはかつふじたまこさんがエレクトロノクスによる音を添わせたものが本作である。
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2011/03/25 20:00 |
ドイツとアメリカの友情
ドイツとアメリカの間には、どんな友情が存在するのだろう?
プロレスにおいては、ドイツ系のキャラクターが随分ヒールとして活躍した。
それを想うと (別にそれだけでは無いが)、浅からぬ因縁が両国間に横たわることは明白だ。
だが音楽となるとカンにマルコム・ムーニーが参加していたりするから、対立は然程では無いのかなと想う。
モロに、ドイッチェ・アメリカニッシュ・フロイントシャフト (アメリカとドイツの友情 = DAF) なんてユニットも存在する。
もっとも、決して彼らはドイツ国民とアメ...
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2011/03/21 21:00 |