変異と進化
「変異」 と言うと、どんな印象を抱くだろう?
およそまともな印象は、あり得ないかも知れない。
英語では、”mutation”。
ミュータントが生まれる現象が、変異だ。
それまでには無かった、変なものが生まれること。
生まれたものは普通では無い、圧倒的少数の存在。
だが、その 「変」 が実は優れている場合だってあるだろう。
少数ではあれ優れている者は生残り、やがて多数派を構成する。
そんな風にして、生物は進化して来たのだと言う。
ミュータントとして登場する者は、とても変わっている。
しかし、それでも生きつづけて行くことが出来るのは何故?
おそらく、生きる為に必要なバランスを持っていることが鍵なのだろう。
確かに、ミュータントならばどこかがとても変わっている筈だ。
それと同時に、それと均衡をとる為の変化も起こっている。
結果として秩序を内包するからこそ、生き延びる得るのだ。
この法則は、生物だけに適合するものでは無いだろう。
音楽について、同じことが起こっていてもおかしくない。
生き残る音楽は、ちょっと判り難い均衡を含んでいる場合がある。
一見破壊的でも、秩序をもっている音楽ならば存続する筈なのだ。

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