エアウェイであろうがなかろうが @ SASSAS Anniversary Concert

ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) の活動開始から、今年で 36 年が経過した。
とても緩く組織された共同体として存続して来た彼らの活動は、今も絶えることがない。
構成メンバーやその周辺に居る方々の音楽は、時の推移と共にはっきりと進化している。
そんな中、今年の 2 月に LAFMS テレソン (24 時間マラソン・テレビ) があったことはまだ記憶に新しい。
特筆すべきことに、その催しの中で 1998 年のヴァレンタイン・デイのライヴから久々にエアウェイが復活した。
それも先行するスメグマのライヴがいつしかエアウェイのそれに推移して行くという、最高の展開だった。
あれから半年余り経って、ジョー・ポッツとエアウェイのメンバーが再びライヴを行う様だ。
ただしメンバーが揃い踏みはしても、エアウェイとして演奏するのかどうかは定かでない。
ひょっとすれば、様々な組み合わせでのセッションが行われるのかも知れない。
そのライヴは、ロサンジェルスで活動を継続する SASSAS の記念企画として行われる。
SASSAS とは、The Society for the Activation of Social Space through Art and Sound の略称。
ザ・ソサエティ・フォー・ジ・アクティヴェイション・オブ・ソーシャル・スペース・スルー・アート・アンド・サウンド、と長い。
芸術と音で社会空間を活性化するソサエティ、と言う訳だ。
これまで現地において様々なスタンスを持って活動して来た音楽家によるコンサートが、複数の場所で開催される。
前記したエアウェイのメンバーによるコンサートも、その中で行われる。
どの様なライヴとなるのかは、ジョー・ポッツの意思次第だろう。
思い返せば LAFMS テレソンにおいても様々な形態のセッションが繰り広げられ、しかも面白いものであった。
どのセッションも比較対象が余り無いもので、そのことが彼ら独特のスタンスを改めて教えてくれた。

思えば、彼らが出発した時点においては音楽情報を得ることがそう容易くなかった。
1990 年代に入りインターネットが普及すると、種々レベルの音楽情報が加速的に蔓延し始めた。
彼らもそれを享受し、素直に取り込んで来た筈だ。
それなのに彼ら各々の音楽が特異であり続けていることに、改めて驚いてしまう。
カセットにより録音が簡便化し、職業として選択せずとも音楽を創生し得る情況が彼らの出発時点には在った。
そのことを含めて、様々な事情が融合し LAFMS が生まれたのだろう。
ともあれ、今回の催しに関してもストリーミングが無いものだろうか。
それを期待しつつ、新たな情報を待ち侘びている。
なお、掲載した写真は LAFMS テレソンの時のものとなります。
トップに掲示したのは、エアウェイのパフォーマンス。
下のものは、ジョー・ポッツとフレドリック・ニールセンのデュオの模様。
その撮影者であり快く掲載許可を下さった、ダニー・グロムフィンさんに深謝いたします。
参考 URL
http://www.soundnet.org/telethon/index.shtml
https://www.otis.edu/public_programs/otis_live/index.html
http://www.soundnet.org/sound/2009/september.shtml
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