In early summer 2021, Vinyl On Demand [VOD] of Germany is releasing a box including rare materials of Los Angeles Free Music Society [LAFMS] consisting of 13 LPs and a 7…
この初夏に、ドイツの Vinyl On Demand [VOD] から、Los Angeles Free Music Society [LAFMS] の LP と 7 インチ盤から構成されるボックスが出版される。型番が VOD171、タイトルが "V/A LOS ANGELES FREE MUSIC SOCIETY 1974-1983 …
「Joe Pottsが制作したLAFMSのロゴを配したマスク」
Joe PottsはLAFMSのロゴを用いて様々なアイテムを制作して来た。Tシャツとキャップはもとよりトート・バッグやバッジも作っている。そしてTシャツとバッジには、それぞれ幾つもタイプが存在するのだ。
そんな彼が今年制作したのは白いLAFMSのロゴ…
LAFMS 関連の音源は入手が困難だという声が多いが、ディジタル・ファイルのダウンロードに目を向けると、思いもかけず突破口を見出すことのできる場合がある。例えば、John Duncan のダブル CD “Red Sky” がそうだ。2017 年秋に日本で行われた Red Sky Tour の最終日、非常に強い台風に見舞われた京都…
足掛け 43 年の活動歴を誇る AIRWAY は、世界初のノイズ・オーケストラである。彼らは鉄壁のノイズ塊を一体何のために創生しているのか、その目的について AIRWAY の司令塔である Joe Potts が行ってくれた説明がある。最初に、それを紹介しよう。まず、原文から。
"During the LAFMS London We…
'Hawaiian War Chant' とは元々、1860 年代にハワイの Prince Leleiohoku (レレイオホク王子) が作ったポピュラー音楽曲 'Kāua I Ka Huahuaʻi (カーウア・イ・カ・フアフアイ)' だったという。この曲は 'タフアフアイ' とも呼ばれ、アメリカ合衆国のポピュラー音楽として取…
LAFMS の中心的人物と言えば、Joe Potts をおいて他には無い。彼は Le Forte Four、AIRWAY、Extended Organ という LAFMS のコア・グループに属するユニットのメンバーでもある。だが、やはり彼の思想を基に生まれた世界初のノイズ・オーケストラ AIRWAY の原点とも言える Vetza…
Le Forte Four は Chip Chapman、Rick Potts、Joe Potts、Susan Farthing-Chapman、Tom Potts がメンバーとして参加するユニットだ。上に掲示した画像の左が Joe Potts、中央に居るのが Chip Chapman、そして右が Tom Potts である。
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この記事では、Los Angeles Free Music Society (LAFMS) を構成するユニットについて記して行こう。個人名義で活動している作家もソロ・ユニットしてここに含めている。
1976 年に自由音楽共同体として結成されてから今年で 45 年という歴史を持つ LAFMS には、「コア・グループ」という概…
LAFMS とは、1975 年に Le Forte Four がファースト・アルバムを出版するために設立した自主レーベルの名であった。その翌年に、Le Forte Four を含む自由音楽共同体が創設されるのだが、この時 LAFMS は共同体の名称として用いられ始める。この記事では、1976 年に自由音楽共同体としての LAFM…
これを初めとする幾つかの記事では、まず LAFMS の歴史を記して行く。最初は、自由音楽共同体としての LAFMS が創設される迄に起こった現象を、時系列に沿って紹介しよう。
なお、この画像はまだ LAFMS が存在していなかった 1970 年に結成された The Pep Boys というユニットのメンバーである。左から右…
Los Angeles Free Music Society (LAFMS) とは、その名が示すように自由な音楽を創る人々の共同体である。同時に自主レコード・レーベルおよびユニット名でもあるが、LAFMS がこれらの定義に合致する時期は限定されているので、第一義には共同体を指すのだとお考え頂きたい。その略称である“LAFMS”発…
Unseen World から出版された Robet Haigh の新作を CD で入手したが、ダウンロード・コードが付属していて驚いた。昨年同レーベルから出た Carl Stone の "Baboo" にも CD でありながらこのコードが付いている。しかし時を同じくして出版された Carl Stone "Himalaya" の…
LAFMS とも縁の深い作家 Marnie Weber に関する話を幾つか記して行こうと思う。
初めて彼女の名を知ったのは Party Boys のアルバムを介してのことだった。1980 年に Bruce Licher が興した Independent Project Records 11 番目の出版物として、Party …
Siren Records の鈴木大介氏から「Andrew Chalk が Bandcamp で音源を配給し始めた」と聞いた時は、流石に驚いた。
Andrew はカセットの音質をとても気に入っているようだ。
それに彼のソロや Timo Van Luijk との Elodie のアルバムはアナログ盤で出版されるケースが多い。
「なぜ…