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<<   作成日時 : 2015/03/15 16:34   >>

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この CD は LAFMS (ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ) のコンピレーション・アルバムである。
1,996 年に CD ボックスをコルチカル・ファンデーションからその少し後に出版された。
ボックスを補う立場に在りながら明らかに別の趣が充満してる。
もちろんボックスにも収められなかった未発表作品の存在が目玉と言えるだろう。
だが全体を包むちょっと抑制された感触こそがこのアルバムの魅力ではないかなと想う。
ボックスのお蔭でそれまで入手の至極困難だった LAFMS の作品をまてめて聴くことが出来る次第となった。
想像するにボックスは既に LAFMS を知っていた方だけでなく初めて彼らの作品を聴く方にも届いただろう。
後者にしてみれば最初から訳の判らない音源に連続して出くわして行くのは本当に痛快だったろうと想う。
あれよあれよと想う間に提示されるすっとんだ音の連発に包囲されるのはさぞ面白かったに違いない。

それに較べボックスの少し後で世に出たこのアルバムはちょっと違う聴き方を提示してくれた様に想う。
「ゆっくりと落ち着いて LAFMS 独特の感触を味わってみませんか?」 と言ったスタンスなのかも知れない。
様々な個人とユニットが好き勝手に創出する音楽にはどこか哀愁さえを想わせてしまう流れがある。

ぶっ飛んではいるのだがどこか懐かしい様な風情があって予定調和を覚羅してしまうのだ。
おそらく世の音楽が自らを委ねざるを得ない時流とは相容れない場所にこのアルバムは在る。

現在 LAFMS の作家が在るポジションをこのアルバムは随分と前に暗示していたのかも知れない。

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