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zoom RSS スティーヴ・トムセンの骨格作品群

<<   作成日時 : 2015/03/02 16:29   >>

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2002 年にソリッド・アイの一員として来日したスティーヴ・トムセン。
彼は数々のアルバムを携えて大阪にもやって来た。
見たことも無い素晴らしいアルバム群は全て CD-R だった。
「初めて見ました」 と言うと 「CD-R はレコード屋が扱いたがらないのだがね」 との答え。
それにしてみても素晴らしさを考慮するとそれらのアルバムが流通していないのは実にもったいないと想った。
ご縁があって今般それらの大元となるアーカイヴを拙レーベルから出版させて頂く次第となりとても嬉しい。
そして前述の CD-R 群の源泉は実を言えば出版の時期さえも不詳な十数本のカセットなのであった。
もちろん私もそんなカセットの存在さえ知らなかったので出版はそれこそ冒険と言っても過言では無い。
最初は本当に突如何気無く 5 枚の CD-R にそれらがまとめられて送られて来たのである。

その時点ではスティーヴに一片の目的があった訳ではまず無い。
だが私は 「それら全てを残らず出版しなくてはならない」 と直感した。
スティーヴ当人は信じられない程に謙虚だった。
「あれらの録音は言わばテンプレートであり自分よりうまく演奏出来る方が居ると想う」
そんな発言をしてしまうのだから心底から驚いた。
「何と謙虚な天才なのだろう」 と現代には在り得ないその佇まいに感服するより他は無い。

幸いに本国の作家である桑山清晴さんの支援をこの出版に賜ることが出来たのは奇跡だろう。
スティーヴ自身が驚く程に魅力のあるデザインとレイアウトがこれらのアーカイヴに施された。
直感に依存し桑山さんにお願いしたのだが予想もしなかった方向のデザインには感服するしか無い。

突然こんな CD-R 5 枚が出版されても殆どの方にはピンと来ないだろうと想う。
でもスティーヴがモニターあるいはソリッド・アイのメンバーであるという点にはご留意を戴きたい。
ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) において特異なポジションに彼は在る。
LAFMS 自体が特異だからそれこそ抜きん出て変わっている作家だと言っても良い。
なのに恐ろしく謙虚なスティーヴの作品を是非お楽しみ願いたく想う次第だ。

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