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zoom RSS Daniel Shampoo / Flipper’s Bitter

<<   作成日時 : 2015/02/06 11:00   >>

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その活動には身眼を見張らせるものがある日野浩志郎さん。
バンドとしては Bonanzas と Goat において、ソロとしては YPY の名で活動する。
『浪速のジョニー・デップ』の異名をとる彼は、2013年からカセット・レーベル birdFriend を主宰して来た。
http://birdfriendtapes.tumblr.com/
昨秋、その日野さんからこのカセットを頂戴している。
場所は心斎橋の FUKUGAN GALLERY。
ロサンジェルス・フリー・ミュージック・ソサエティ (LAFMS) のジョセフ・ハマーがライヴを行った際の話だ。
カセットはダニエル・シャンプー (Daniel Shampoo) という作家のものでタイトルを “Flipper’s Bitter” と言う。
このタイトルならばてっきり日本の作家だと想っていたが、英国ブライトン在住の 31 歳だと情報にはある。

この方はお風呂が好きだと言う話なのでシャンプーを名乗っているのかも知れない。
音のジャンルとしてはテクノに属するのだろうが、拝聴し「質量の匙加減が面白いなぁ」とまず想った。
量として音はとても少なく聞こえるし、何とも軽い。
だがそれでいて、この音楽は『乗り』がしっかり存在する点において絶妙だと想う。
寧ろ質量を希薄に聴かせる操作のお蔭で、音楽の速度とダイナミズムが研磨されているのかも知れない。
そんな風に考えていると、「この音楽はどの様なプロセスで成立して来たのかな」と妄想し始めてしまった。

最初にどっしりとした構造が在って、そこから質量を感じさせる要素を削ぎ落として行き出来た音楽なのかな?
あるいはそうで無いとすれば、作家から湧き出した時点で既に音は余剰を備えていなかったのかも知れない。
この音楽を比較する対象はテクノでは無く、別の何処かにあるのでは無いのかとも想えて来た。

たとえ BGM のつもりで流していても、この音楽は何故か意識を引きつけてしまう。

「陰圧ゆえの引力」とは決して言い切れはしない魅力で満ちているから、実に面白いのだ。

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