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zoom RSS 音と気配と音楽- Atsushi Reizen "逍遙集" の為に

<<   作成日時 : 2015/01/11 11:00   >>

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ほんの少しでも自分と縁のある音楽を聴いた時には独特の気配が残る。
でも音楽の絶対量が増えるとそんな気配を残してくれない音楽の割合が増えて来た様だ。
それは音楽の形を伴ってはいても音楽としての機能は携えていないただの音なのかも知れない。
一方で一聴するならば到底音楽には聞こえない筈の音が本来の音楽が持つ気配を放つこともある。
日常の音をただ録音しただけの様に聞こえても実は音楽の機能を既に果たしているものも在るのだ。
『音楽』 に纏わる煩わしい取り決めから開放されている様に想えるから当然そんな音には魅了されてしまう。
何せ口パクでも歌だと主張する現象には気配を覚えることは無いしそれと付き合う気力など持ち合わせてはいない。
マーケットの醸成にはそぐわない者だからこそ 『音楽』 と名乗るものに対して耳を澄ませて行くしか無いのだろう。
本当に嬉しいことに実際はとても面白い気配を有する音でこの世界は満ちている。

それにどんな気配を持つどんな音を選ぶかはお好み次第。
リスナーは一所懸命に気配を探そうとするし気配について考える。

『逍遥集』 はその名通り作者である冷泉さんが歩き回って採取した音のコレクションだ。
そんな何気ない何物にも促されたのでは無い筈の音に耳を澄ませ気配に感応することで生まれた 『音楽』。
連続する時間を追従し追唱するメディアとして磁性帯をフォーマットに選んだのは正解だ。

VELZ PRODUKT の松岡亮さんによる装丁が過剰あるいは不足無くそして的を得ている。

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