音薬談

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zoom RSS ヒス・ノイズ

<<   作成日時 : 2014/11/16 11:00   >>

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ヒス・ノイズについて考えてみた。
それはカセットなどで音楽の背景に蠢くザラついた音だ。
テープに吸着する磁性体が不均一であることに起因するものだと言う。
なので同じ音が流れているのでは無くどうしても蠢いて聞こえる。
蠢きに法則は無いが何故だかその全体像は印象深い。
カセットをコピーすると不均一な情報が更に増幅される様だ。
音の輪郭そのものが然程変わっていなくても印象に深く影響する。
リスナーの注意を逸らしてしまう様なエレメントとして居座るのだ。
こうした情報を応用した音楽というのも在り得るし在れば聴いてみたいと想う。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
小城です。

デジタル機材を本格的に使い始めた90年代半ばに、この「磁気の揺れ」については随分と考えさせられました。
このデジタル機器で録音した時の物足りなさは、一体なんなのかと。。。
そして、アナログ機材を使わずとも、同様の質感は出せるのはないかと思い、様々な試みを始めました。

それによって「音/空間の質感」に非常に敏感になったと思います。
その後の録音は、その感覚を常に抱きながら作っているので、インスタレーションのための音源や、いくつかのコラボレーションを除くすべての作品が、坂口さんおっしゃる「こうした情報を<応用した>音楽」に該当するのではないかと思います。
「情報を応用する」という程分析的に取り組んだ訳ではないのですが、自ずとそれが私の音楽の中の重要な要素に成って行ったのです。

今回再発して頂いた「Lux Ova」は、元々90年代に録音したもので、そのような感覚に敏感になり始めた頃の録音のコンピレーションです。
他の三タイトルは近年の作品ですが、同様の質感がより自然な形で現われているのではないかと思います。
koz
2014/12/03 01:18

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