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zoom RSS ロックをレヴューする

<<   作成日時 : 2014/11/01 11:00   >>

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「ロックをレヴューする」 ということについて少し。
私は音楽についての文章を記すことがあるがその多くはロックに関するものだ。
職業評論家では無いので言わば気楽に妄想を並べているだけかも知れない。
こうした行為を 「レヴュー」 という語で表現することに多分異論は無いだろう。
ただレヴュー本来の行為がそこで遂行されているのかちょっと疑問を持つ場合がある。
レヴューは “review” – “re” という接頭語がついているので 「再び」 何かを行うことだ。
和訳としては 「再検討」・「再考」 が最も適切だろう。
だが通常は 「評論」 の意味で使われるケースが多いと想う。
本来 “criticism” である 「批評」 に “review” を対応させる場合もある。

さて私は仕事で論文を書くことがありそれを他者に読んで貰うケースも少なくない。
自分が他者の論文を読むこともあってそれは 「査読」 即ち 「レヴュー」 なのである。
レヴューした内容は著者に伝えられるのだが時には辛辣な言葉が飛び交ってしまう。
「意味が無い」 とか 「未熟な段階にある」 とか受け止めて怒りを覚える言葉もある。
だが暗黙の了解としてあるのはこれが単なる罵り合いでは無いことだ。
「より良い論文を作る」 為のコメントなのだと著者・査読者の双方が了解している。

実際私も辛辣な言葉に腹立ちながらそれを参考に論文を改訂したことがあった。
結果的には改定前より論文のレベルが高まり辛辣な言葉の意味を納得したものだ。

さてこの 「レヴュー」 がロックにも当てはまるかどうかと言えば甚だ疑問を感じてしまう。
それはレヴューされた側がそのお蔭でより良くなるものかどうかを想うと了解されるだろう。
自身を賭けて創造した音楽であれば批判されたとてそれを曲げる筈など無い。
だから私はロックをレヴューする際にネガティヴなことを書かない様にしている。
それで変化する様な音楽なら最初からスタンスはいい加減なのだから。
時間とスペースを費やして相手にするだけの価値は無いだろう。

ロックのアルバムではデビュー作が最高である場合が少なく無い。
この事実が全てを物語っているのではないかと想うのだ。

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